謎の金属片を徹底追跡

010701sonota390-trans滝田氏から届いた金属片は、長さ四~五センチ、幅一ミリ、厚さ十ミクロンという細かいアルミ箔状のものであった。これらが九月八日の朝、銚子第四小学校の校庭の隅にまとまって落ちていたという。

UFOとの関係についてはどうかというと、前日の九月七日夜に、円盤らしき物体が鹿島灘から銚子上空を急速度で通過したのを、三十人以上が目撃していた。

また、それとは別に、半円形でダイダイ色の物体を目撃していた人もいた。その直後、市内近辺に金属片が降ってくるのを目撃した人もいるし、窓からフワフワ入ってくるのを見た人もいたということだった。

歯科医師だった滝田氏の所にこれらの金属片が持ち込まれた。同氏はさっそく塩酸、硫酸、硝酸で試験してみたが、はっきりした結論が得られなかったので、当会宛に現物を送り、調査依頼されたのである。

参考文献 UFOこそわがロマン 荒井欣一自分史 2000年11月3日発行 発行人 荒井欣一 18頁

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