1986年3月発行「まんが笑ルーム」からの記事です。UFO研究家 荒井欣一さんにインタビューしています。
一時にくらべ、UFOブームは影をひそめた感がありますが、まだまだ情熱を失っていないという人も多いのではないでしょうか?今回は、そんなUFO研究家の1人であり、自費で、世界唯一の「UFOライブラリー」を設立した荒井欣一さんにお話を伺いました。
去年1年間には、どんなUFO事件がありましたか?
1月に秋田で光体がたて1列に飛行、4月には酒田で青白い光がジグザグ飛行、7月には河内でUFOをカメラで撮影した人がいます。ソ連では円型の物体が目撃され、オーストラリア、フランスでも数人の人が目撃しています。また、アメリカではワシントン工科大学教授がUFOが墜落したと証言しました。
UFOの存在を認めない人も多いようですが?
軍事的に大きな意味を持ちますからね。情報公開が認められたアメリカで、最高裁まで争って非公開が認められたUFO関係の資料があるほどです。日本の公的機関はUFOの研究をしてはならないと、米国のCIAから通達されているといわれています。それで権威筋が認めず、世間に受けいれられないのです。
一般の人へUFO研究家としてメッセージを。
高名な天文学者に「実は私もUFOを信じているんだが、立場上、公にするワケには…」と言う人がいます。まあ仕方ないけど、UFO研究は単に不思議なものへの興味だけではなく、異星人との接触や宇宙を含めた世界平和のための、人類の21世紀へむけての研究なんだという点を理解してほしい。(つづく)
参考文献 UFOこそわがロマン 荒井欣一自分史 2000年11月3日発行 発行人 荒井欣一 112頁