地球に教訓する奇怪な宇宙人(宇宙人との応答)#6

s-宇宙人02しかし彼の著書は宇宙人からの「愛と平和」のメッセージ集であって、これは地上の人間が考え得た。またこれからも考え得られる以上のモラルではない。おまけに彼は「私が乗っていたのではなく、円盤を操作する知能が、私が乗っていたと主張するのです」と書いているのは、太陽系外までUFOでいって来たという一日本青年が、私に「肉体を地上へ置いたまま行って来た」と語ったのと酷似している。

同じく宇宙人からのメッセージ集はウィリアムスン、ペイレイ共著の「円盤は語る」という127頁の本があるが、これは久保田八郎が重点的に訳して「オール読物」に載せられたことがあるからお読みの方もあろう。

ただ私にがてんがゆかないことは、タッセルの書に宇宙船のことをVENTLASと書いてあるのにウィリアムスンの用語解説には出ていない。また、宇宙人はこの地球をCHANと呼ぶとウィリアムスンが書いているのに、タッセルの方はSHANになっている。

日本でも、あるグループが念力をこめてUFOを呼ぶとき「ベントラ、ベントラ」というがあれはどこの言葉だろうと人に尋ねられたことがあるが、たぶんそれはこのヴェントラスの変形であって、ナミアミダブツと、ナンマイダのようにSをぬかしたんだろうと私は答えたことがある。地球上の航空機はナムバーが一つちがっても大変なことになるが、ベントラと呼んだだけで、宇宙人から応答があったというのだから宇宙人は厳正なのかルーズなのか私などには見当がつかない。(つづく)

参考文献 日本空飛ぶ円盤研究会 UFO関係記事(マイクロ写真撮影資料の一部)スクラップ記事

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