長寿の心得(人生は山坂多い旅の道)

s-長寿の心得この詩は、UFOふれあい館の大広間に飾られています。

すごくユーモアがあって、それでいて有難みを感じる奥の深い詩だと思っています。タオルなどにこの詩が書かれて売られているようなので、御存知の方も多いと思いますが、UFOばかりでなく、このような詩も飾られている憩の場であることを知っていただければと思って紹介しました。

還暦 六十才でお迎えの来た時は 只今留守と云へ
古希 七十才でお迎えの来た時は まだまだ早いと云へ
喜寿 七十七才でお迎えの来た時は せくな老楽これからよと云へ
傘寿 八十才でお迎えの来た時は なんのまだまだ役に立つと云へ
米寿 八十八才でお迎えの来た時は もう少しお米を食べてからと云へ
卒寿 九十才でお迎えの来た時は そう急がずともよいと云へ
白寿 九十九才でお迎えの来た時は 頃を見てこちらからボツボツ行くと云へ

気はながく 心はまるく 腹たてず
口をつつしめば 命ながらえる

最後の文章にはちょっと工夫があります。「気」という字の最後の部分が長くなっていたり、「心」という字は丸く書かれていたり、「腹」という字は横向きになっていて、「口」という字は小さめです。そして、「命」という字の最後の部分はすごく長く書かれています。

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