先日、とあるラーメン店におじゃましたところ、店内にUFOふれあい館の宇宙人の写真が展示されていました。
店主の方にこの宇宙人の写真どうしたんですかと尋ねると、自分でUFOふれあい館に行って撮ってきたとのことでした。
大変ありがたいことでしたので、その後もお話しを伺い、
「飯野町の出身だから、飯野町の宣伝だない。毎日飯野から通ってんだ。」と話され、旧飯野町の白山遺跡の写真や新聞記事などもあったので、遺跡についても教えていただきました。
白山遺跡とは、福島市飯野町字白山にある遺跡で、縄文時代中期(約4000年前)の村です。
昭和32年の発掘で、竪穴住居後の柱穴や溝とともに、土器と埋めた炉、石囲いの炉がセットになった巨大な炉が見つかり、全国でも見つかったことがなかったため、その後、考古学者らにより「複式炉」と命名されました。
昭和33年には福島県で第1号となる復元住居が建てられ、「飯野白山住居跡」として福島県指定の遺跡になりました。
この遺跡の住居等を改修する動きがあるらしく、この改修を待ち望んでいるようでした。住居に使われる萱の入手が難しいそうですが、遺跡が改修されれば、観光客の増加が見込めるのではないでしょうか。
地元愛にあふれた話を聞くことができてとても良かったです。
旧飯野町にはもう一つ和台遺跡があったり、千貫森を中心とした巨石群がありますので、UFOふれあい館も含めた観光ルートが確立できれば、お客様の楽しみ方も増えることでしょう。
これらを全てまとめた巨大テーマパークができたとしたら、もっともっとお客様に楽しんでいただけると妄想が広がります。
参考文献 福島市教育委員会発行 福島市の遺跡3