福島市飯野町の「UFO物産館」の前に公衆電話が設置されました。
携帯電話が普及し、公衆電話をかけることができない子供がいると言われる今どうして公衆電話が設置したのか不思議に思う方もいると思います。
第一種公衆電話機については、社会生活上の安全及び戸外における最低限の通信手段を確保する観点から、市街地に概ね500メートル四方に1台、それ以外の地域に概ね1キロメートル四方に1台を設置する設置基準があるそうです。
簡単にいうと、緊急時用ということで、誰でも24時間利用可能な公衆電話を確保するために、UFO物産館の入口にも設置されたわけです。
公衆電話や緊急通報(110番、118番、119番)の電話サービスは、全国どの世帯でも公平に利用できるために必要な費用を電気通信事業者全体で応分に負担する制度になっており、これを「ユニバーサルサービス」制度というそうで、電気通信事業者と契約されているお客様が負担していることになります。
私もユニバーサルサービスの負担金って何だ?と思っていた一人でもあります。
備えあれば憂いなしと言いますが、もし災害などが発生し、携帯電話の通信規制があった場合は、公衆電話を利用していただければと思います。
それにはまず公衆電話がどこにあるのか知っておく必要がありますので、UFO物産館の前と覚えておいてください。