平成30年3月2日(金)に放送された「ラジオ関西の川浪ナミヲの情報アサイチ!」を御視聴していただきましたでしょうか。UFOふれあい館が電話で生出演した部分を聞き逃した方のために、ラジオのリスナーの気分になって読んでいただきたいと思います。
なお、この内容は、事前のアンケートを基に作成したものです。
(川浪)日本全国の“名物”になっている“モノ”や“ヒト”、“出来事”などを、有名どころからカルトなものまで、ジャンルを問わず紹介しようという『ニッポン名物案内』・・。
今朝は、福島県福島市飯野に存在する“名物ラーメン”を御紹介しましょう。福島市飯野UFOふれあい館 事務局長の菅野利男さんです。
もしもし、こんにちは、菅野さんよろしくお願いします。
(菅野)こんにちは、よろしくお願いします。
(川浪)早速ですが、今、菅野さんがいるところは、UFOふれあい館というところとお聞きしましたが、どのような施設なのですか?
(菅野)UFOふれあい館は、福島市飯野町の千貫森という山の中腹に建つ、UFOの形をモチーフにした形状の2階建ての建物になっています。1階には、UFO関係の書籍や資料が展示され、2階には、地域住民が集えるお風呂や休憩室が設置されている多目的公共施設です。
福島市飯野町は、昔からUFOの目撃例が多い場所として有名だったことから、平成元年のふるさと創生事業の町おこしを目的として、UFOふれあい館は建てられました。そして、UFOふれあい館に併設したUFO物産館では、飯野町の物産品や宇宙グッズなどの買い物ができ、食堂も設置されているので、食事することもできます。
(川浪)なるほど、その食堂で食べられるラーメンが名物ラーメンとお聞きしたのですが…。
(菅野)はい。最近は、色々なマスコミの方々に取材していただいて、UFO物産館のラーメンが評判になっています。中でも、重さ10キロの器で提供するラーメンを取り上げていただくことが多く、人気メニューになりました。
(川浪)そうですか。その10キロの器のラーメンはいつから販売しているのですか?
(菅野)平成27年(2015年)8月から販売を始めました。
(川浪)そもそも10キロの器って何でできているのですか?
(菅野)福島市飯野町の山「千貫森」から採掘した玄武岩です。叩くと金属音がすることから、この辺ではピンカラ石と呼んでいます。この山は、かつて良質な砂鉄が産出されていて磁気が強い場所ですので、この器でラーメンを食べていただければ、不思議な力がみなぎってくるのではないかと考えています。(笑)
(川浪)そのラーメンの写真が今こちらにありまして、独特の形状をしていますが、この形状には理由があるのですか?
(菅野)ピンカラ石は、非常に硬く、砕くと鋭い亀裂が入りやすいため、加工が難しい石ですので、そのままの石の形状を生かした作りになっています。
(川浪)この玄武岩の器は誰がどのようにして製作したものですか?
(菅野)地元の有限会社三浦石材店(〒960-1301福島県福島市飯野町字原田4)で製作されたものです。町おこしの一環としてUFOふれあい館等は運営されていますので、地域住民の協力は必要不可欠になっています。三浦石材店には、石の器以外にも石で宇宙人なども製作していただいています。
(川浪)しかしどういう理由から玄武岩を使った器にラーメンを入れることになったのですか?
(菅野)遊び心と言ったところだと思いますが、現在は、ラーメンとカレー用の2種類のピンカラ石の器がありますが、それ以外にも、ざるそば用の器や重さ12キロ、15キロのものがありました。しかし、従業員の負担等を考慮し、現在の器だけを残したという経緯があります。
(川浪)ちなみに、このラーメンは何というラーメンなのですか?
(菅野)この写真のラーメンは、ダブル地鶏飛魚ラーメンと言います。UFO物産館のラーメンスープは、近隣の川俣町の地鶏「川俣シャモ」のガラと「会津地鶏」のガラを組み合わせた「ダブル地鶏スープ」になっていて、飛魚ラーメンには、これに飛魚の煮干しからとった「あごだし」を加え、麺は、特製の平打ち麺を使用しています。
(川浪)なるほど。このラーメンのお値段は?
(菅野)このラーメンのお値段は、一杯980円です。神戸の皆さんにも、ぜひUFOふれあい館にお越しいただいて、評判のラーメンを味わっていただきたいと思います。
(川浪)分かりました。今日は、福島市飯野UFOふれあい館 事務局長の菅野利男さんにお話を伺いました。本日はありがとうございました。
(菅野)ありがとうございました。