謎の追跡30年の昔・今・未来

s-荒井欣一日本空飛ぶ円盤研究会 代表 荒井欣一

空飛ぶ円盤が、今世紀最大の謎として多くの人の関心をあつめてから、来年で30年になろうとしています。この間、この謎の解明のため、多くの人の努力がはらわれてきましたが、依然としてその真相は不明のまま今日に至っています。

しかしながら「円盤」をめぐる周囲の情勢は、当時と比べてまったく比較にならないほど進展しているといえます。

当初は、円盤が実在するか否かの議論が中心で、そんなものはあるはずがない、何かの誤認にすぎないという否定論がかなり優勢でしたが、今では肯定論者の方が逆転しているのではないでしょうか。その理由の一つは、たび重なる当局者の否定声明にもかかわらず、貴重な目撃例はふえる一方で、米空軍当局の徹底的は追求もむなしく、説明不可能な飛行物体が存在するということです。

もう一つは銀河系一千億の恒星の中には、惑星系を有するものが相当数(500億という学者もいる)あることが確実視されているようになったことで、地球人よりさらに進んだ知的生物の存在する可能性がきわめて有力視されはじめ、科学者もこれら天体との接触を科学的に探究しているということです。

今後は空飛ぶ円盤の実在論をより進めて、円盤搭乗者(ヒューマノイド)とどのような方法で接触するかの具体的な方法の発見に論点を移行していくのではないかと思います。今後はますます空飛ぶ円盤への興味は深まり、その確認も進むことでしょう。

参考文献 少年少女集英社文庫 ノンフィクション UFO追跡大作戦

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