昭和54年10月22日付け毎日中学生新聞に掲載された内容です。荒井欣一さんのUFOライブラリーについて紹介しています。
一般的にUFOへの関心が高まってきているといっても、ただ「見た見た」と騒ぐだけだったり、ヘンにオカルト的に見られたり、荒井さんたちマジメな研究家からみたら「質が低い」という人も多い。
「わたしたちがUFOと呼ぶのは謎の飛行現象を調査、研究してなおかつわからない現象をUFOと呼ぶわけで、ただ目撃したと騒ぐだけとは大違い。だから、もしUFOらしきものを見たら、冷静に科学的に判断する姿勢をもってほしいですね」(荒井さん)
とはいっても、いざ目撃したらどうすればいいのか。いまだに天文台、警察、新聞社などへ電話をしても一笑に付されるのがオチというのが現実だ。
そうしたことに対応しようというのが、UFOライブラリーを一つの情報センターとして生かそうという「UFO110番」構想。
やがては日本全国のUFOに関するすべての情報がここに集まるようにするというわけだ。宇宙を相手にしているだけに「夢」も大きい。
参考文献 日本空飛ぶ円盤研究会 UFO関係記事マイクロ写真撮影資料の一部 スクラップ記事