日本空飛ぶ円盤研究会創立3周年記念大会。こうした案内記事が最近の日刊紙の片隅をかざったいた。また少し前には同じ研究会の空飛ぶ円盤観測会の記事が出ていた。そこで夏の夜空の一興にと、この研究会の代表者荒井欣一さんを訪ねて、日本での空飛ぶ円盤の話を聞いてみた。
研究会をはじめたのは?
30年の7月。アダムスキーの『空飛ぶ円盤実験記』という本が出たのを機に日本でも研究会を作ろうということになって、映画「宇宙人東京に現る」のプロデューサー中村富士男、作家の北村小松氏ら同好の士約20人が集まって会を始めました。今では全国で会員500人、機関誌「宇宙機」も誌齢20号に達しました。
今年の観測会は如何でした?
6月7日に高尾山でやりました。天候が悪かったんで今年は残念ながら目撃はできませんでした。
昨年は目撃されたんですね?
昨年9月14日、羽田での観測の際は7回目撃しました。第1回が午後8時45分、第2回8時53分、第3回9時3分、第4回9時6分、第5回9時35分、第6回9時42分、第7回10時15分。大体今までの経験では夜9時頃が一番多く現れているようです
荒井さんは目撃されましたか?
いや、ぼくはまだ見ていないんですよ。円盤が現れても目撃できるのは一秒とか二秒とか非常に短時間なので同じ場所で観測していても見えた人と見えない人が出るんです。(つづく)
参考文献 UFOこそわがロマン 荒井欣一自分史