個人的に計画していた会津旅に出掛けてきました。目的は、福島県立博物館に展示されている福島県で初めての興福寺の寺宝を観ることです。
午前中に福島市を出発し、会津若松に着いたのはちょうどお昼でした。まずは腹ごしらえのために、会津鉄道芦ノ牧温泉駅近くの牛乳屋食堂さんに車を走らせます。会津若松市街地からは少し離れた場所であるものの、店前にはお客様の行列がありました。
会津若松のソウルフードと言えばソースかつ丼が有名ですので、私はこちらのソースかつ丼をいただいてきました。早速注文するとあまり待ち時間もなく、分厚いかつが乗ったソースかつ丼が運ばれてきました。秘伝のタレと言われるように、このソースに独特のうまみを感じました。
次に訪れたのが鶴ヶ城です。猛暑続きでこの日の会津若松はうだるような暑さでした。正直、暑さでゆっくり展示室をみることができませんでしたが、平成27年4月に天守閣再建50周年を記念にして、展示室が全面リニューアルされていました。
ようやく目的の福島県立博物館にたどり着きました。「仏都会津」とも称される会津の仏教文化は、平安時代初期にさかのぼり、奈良・興福寺からこの地に訪れた僧・徳一が生きた時代の仏像をはじめ、国宝3件、重要文化財8件を含む興福寺の寺宝が展示され、展示物の迫力に圧倒されました。
うだるような暑さでこの博物館で涼んでいようと思い、予定にはなかった常設展示も見学することにしました。
福島県立博物館では、現在、福島県の旧石器時代から現代までの歴史が分かる常設展が開催され、福島県に人類が住み始めた旧石器時代から米作りを始めた弥生時代までや中世(鎌倉時代~戦国時代)、近世(江戸時代)、近・現代(明治時代~昭和)とブースごとに分かれていたのですが、昭和時代のフロント部分が長いバスや二本松市の提灯祭りの山車などを見ながら、震災前にあった古き良き時代の福島を垣間見ることができました。
見学後、暑さで全身の汗が噴き出してきたため、これも予定外でしたが、会津若松駅近くの富士の湯で汗を流して福島市へと帰路に就きました。
暑い日が続きます。UFOふれあい館を御利用されるお客様も熱中症に注意してお出掛けください。