捕まった宇宙人

1950年ころ、メキシコシティ付近に墜落したUFOから発見された小人宇宙人が、西ドイツのケルンの雑誌に掲載されたものです。

しかし、インターネット上では、これはエイプリールフール記事だったというのです。2013年6月12日にNHK BSプレミアムで放送された「幻解 超常ファイル ダークサイトミステリー」で取り上げられ、それによれば、雑誌に掲載された2か月後の1950年6月に、アメリカ空軍の雑誌「トーク・オブ・タイムズ」がエイプリルフールネタであることを明らかにせずに、この写真を転載したため、空軍のお墨付きを得たような形でさらに転載されて広まってしまったそうです。

世の中には万事、表と裏の世界がある。UFOにおいても然り、宇宙船が惑星間を飛び交い、宇宙人が出現し、数億光年のかなたに夢とロマンを誘う表の世界。しかし、その裏には、ウソ、ペテン、ねつ造、金もうけ、誇大妄想など、きわめて人間的次元のドロドロした世界が渦巻いていると、日本宇宙現象研究会の並木伸一郎氏は書いています。

こういったウソ等が、UFO等の真相を明らかにする時間を遅らせている感じがします。

参考文献 郷出版部 UFOはホントにUFOか

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