SF作家で画家として有名なヨハニスは、地質学が趣味で、余暇はほどんどその調査研究にあてていました。1947年8月14日、イタリアとユーゴスラビアの国境近くの山の中をハイキングしていたとき、50メートル前方に鮮やかな赤い色をした大きな凸レンズ型のUFOが着陸しました。
UFOの高さは6メートルくらいで、木立ちに隠れていたところ、2人の少年を見つけて、UFOを指さして大声で叫びながら彼らに近づいていきました。だが、彼らは少年ではなく、宇宙人でした。いわゆる「ヨハニス事件」です。
ヨハニスはピッケルを持って、宇宙人に「お前らは誰だ。」と怒鳴ると、宇宙人は威嚇されたと思い、ベルトから蒸気のような光線を放出され、ヨハニスは電気ショックを受けたように昏倒し、ピッケルは彼の手からすっ飛びました。
数分後、UFOは垂直に上昇して、やや機体を傾けながら小さくなっていきました。そのときの時間は、午前9時14分でした。
参考文献 グリーンアロー出版社 宇宙人大図鑑