日本空飛ぶ円盤研究会活動秘話2

日本空飛ぶ円盤研究会活動秘話(3)に掲載された内容です。

「円盤は他の天体から キーホー著」

この本の著者は、海兵隊退役少佐で、海軍アカデミー、海軍将校学校を出た生粋の軍人パイロットであり、後に、「NICAP」という研究団体を組織している。この本は1953年に発売され、ベストセラーになったもので、それだけに資料は、米空軍の資料を主として、驚くべき事実を公開している。

キーホーは円盤の性能等から、円盤が地球外の天体から飛来した「宇宙機」だと認めており、太陽系以外の星と考えていたようだ。(私も戦時中陸軍航空隊のレーダー整備将校だった経験からキーホーの説に耳を傾けていた。)

本書には円盤の写真は1枚も載せていないほど、資料の真実性に厳密な注意を払っている。また、メンゼル博士の否定論にも理論的に反駁しているが、一方では円盤が着陸し、搭乗の宇宙人と会見したという話には批判的であった。しかし、後年、考え方に変化があったが。

彼は8冊程の著書があるが、邦訳されているものは少なく、大陸書房から「未知なるUFO」(原題ALIENS FROM SPACE)のみではなかろうか。研究者必読の書。

参考文献 日本空飛ぶ円盤研究会 活動秘話(3)

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