荒井欣一氏の著書「UFOこそわがロマン」に、「STLUDA(創刊号)」平成3年6月旺文社発行より再録された内容です。
今でこそUFOを語ることは認知されているが、昔はそれこそ「奇人変人扱いだった」という。昭和22年6月24日。某新聞に「アーノルド氏、ワシントン州カスケード山脈のレイニア山上空に、円盤型をした九個の飛行物体を発見」の記事が掲載されていた。
「この事件が世界で初めてのUFOというか、その当時は円盤だな。円盤事件と騒がれた記事だったんだ。
大体の人は見間違いぐらいにしか思わなかったけど、よ~く記事を見ると、飛び方がピョン、ピョンという風に出ている。戦争中、僕は空軍にいたからわかるけれど、そんな性能の飛行機をつくれる国なんてどこにもない。
これはちょっとおかしいぞ、ということでこの問題に対して興味を持った」
1955年、荒井さん自身が会長となり、日本初の全国的UFO研究団体「日本空飛ぶ円盤研究会」を発足。
荒井さんのライブラリーには、どこから集められてきたのだろうか?アメリカの機密文書をはじめ、UFO関連の本、ビデオ、写真などが所狭しと置かれている。(つづく)
参考文献 UFOこそわがロマン 荒井欣一自分史 2000年11月発行 2頁