宇宙人とはどのように接触したらいいのか

「もし宇宙人が地球にやってきたら、あなたならどうしますか?」

とりあえず、不審者なので警察に通報ですか?

その宇宙人がETみたいな良い生き物だったら友達になれるかもしれませんが、映画「テラフォーマーズ」のテラフォーマーなら、何も考えず、一目散に逃げるしかないかもしれません。

UFOふれあい館には、日本空飛ぶ円盤研究会の代表であった荒井欣一さんの資料が展示されているのですが、昭和30年ころ、日本空飛ぶ円盤研究会では既に宇宙人との接触要領についての試案が考えられていました。

どういった内容かと言いますと、

まずは、宇宙人をどのように仮定するか、宇宙人が昆虫であったり、植物だったり、我々の想像をも許さない奇妙な生物の場合も考えましたが、こういった者の場合、意思表示や伝達方法に甚だしい差異が生じるとして、彼ら(宇宙人)は、人間と大きな違いがない者として仮定したようです。

次に、コミュニケーションについて、宇宙人に対し、当方は何ら敵意や害意を持つものではなく、極めて友好的であることを知らせることを上げています。

初めは、日本語、英語、ドイツ語などで「今日は、いらっしゃい」と挨拶してみて、通じないようであれば、身ぶり手振りによる会話を試みるとあります。

次は、宇宙人への質問事項ですが…、(言動的会話が可能な場合とあります。)

17項目挙げており、どこの天体から来たのか、何のために地球へ来たのか、円盤はいかなる動力・推進機関を用いているのか等々です。

真面目に考えられている分、笑えると思えるところが多々ありますが、アダムスキー等のコンタクティーの会見をイメージし、影響されている感じがします。

昭和30年代に真面目に考えられた試案です。今と違う時代背景があり、もっと宇宙に対し、ロマンみたいなものを感じていた人が多くいたのかもしれません。

なお、この宇宙人との接触要領についての一試案を御覧になりたい方は、UFOふれあい館にお越しの際、遠慮なく、係員にお申し付けください。

参考文献 UFOこそわがロマン 荒井欣一自分史 40頁

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