星さんと「空飛ぶ円盤研究会」

010701sonota382-trans星新一氏との関係を荒井欣一さんが書いています。

「UFO同窓会」と聞きなれない大変珍しい会が、今回の「UFOフェスティバル76」の一環として9月23日、霞が関ビル35階の天星苑で催された。集まったのはUFO愛好会約50名、その中には元「日本空飛ぶ円盤研究会」の会員を中心に若い研究者達や、飛び入りの参加者もあり、元会員達の久しぶりでの再会などもあって、和気あいあいのうちに会は進行した。

司会役の私は、まず若手のUFO研究者数名を紹介し終わって、今回の同窓会に多忙を割いて参加してくださった星さんにも何かひとこととお話しをお願いした。星さんは快く引き受けられて一段高くなった檀上から、いつものようなあの柔和な顔と独特の語り口で話しだされた。(中略)

星さんは円盤研究会に入会されてから、柴野拓美氏が創設した「科学創作クラブ」のメンバーになられ、「セキストラ」が大下宇陀児氏に認められて、一躍文壇に乗り出された訳だが、設立された頃の科学創作クラブの主要メンバーの多くの人が円盤研究会の会員だったこともあり、円盤研究会が母体になったという考え方をされる方もいる。

こんなこともあり、星さんの冒頭の挨拶が、「私が今日あるのは荒井さんのおかげです。」という言葉になったのかもしれないが、星氏の現在は御自身の努力と才能の結実したものである。今後、氏の作品の中に「空飛ぶ円盤」が度々登場することを切に願うものである。

参考文献 UFOライブラリー取扱記事(発行日等は不明です。)

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