やるせない気持ち

今日は、UFOふれあい館で町内の御婦人の集まりがあって、2階の休憩室は賑わっています。お風呂に入ったりして楽しんでいってください。

ところで、私は、御年配の方特におばあちゃんを見ると、ある出来事を思い出します。だいぶ前のことではありますが、腰の曲がったおばあちゃんがタクシーでUFOふれあい館に来られたことがありました。

おばあちゃんは、「お風呂貸してください。」と普通に受付けを済ませ、2階のお風呂場へ。

しばらくして点検のため私が2階に行くと、おばあちゃんが一人で休憩していたので、「お住まいはどちらですか。」と尋ねてみると、少し落ち込んだ表情になって、話し始めたのです。

福島市飯野町に一人暮らしをしており、お風呂に入るのが楽しみでこれまでは福島駅近くの極〇湯をに通っていたが、仲良くなった常連のお客様に、〇〇さんは高齢者のバスが無料になる乗車券で福島駅まで来れていいねと言われ、それから極〇湯には行きづらくなったと言うのです。

その時どんな言葉をかけたのかは忘れてしまいましたが、毎日このおばあちゃんを会社の車で送り迎えすることは物理的に無理だしなどと考えたりして、少しやるせない気持ちになりました。

それ以降このおばあちゃんはお見かけしていませんので、また極〇湯に通われていたらいいのですが、人生の晩年と言っては失礼ですが、これまでの日本を支えて来られた方には、毎日楽しく生活していただきたいです。UFOふれあい館もまたみなさまがくつろげるような施設に更になったらいいなと今も思っています。

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