宇宙軍の本当の意味とは?

1947年のロズウェル事件の2か月後、時の大統領トゥルーマンの命令で、秘密調査委員会「MJ-12(マジェスティック・トゥエルブ)」なるプロジェクトが設置されました。

アメリカ合衆国の政府高官や科学者など12人の専門家で構成されていたことから、「世界を陰で操っている」と噂されるほどの影響力があったと思われます。

しかし、1984年にアマチュアのUFO専門家が「MJ-12の活動についての秘密文書」やトゥルーマン大統領の署名が入った手紙などを「発見」し、その後アメリカ国内で盛んに流布され、マスコミでも取り上げられブームとなりました。

日本でも当時のオカルト番組や雑誌で特集されましたが、この「秘密文章」の信憑性については、一時期FBIも公式に調査が行われ、ほどなく悪戯であるという結論に終わりました。

悪戯であるとした新聞記事の一つが、画像の1987年9月4日の朝日新聞の夕刊です。これは、「超常現象に関する主張を調査する科学者委員会」というアメリカの組織がまとめたとのことですが、実は、MJ-12という組織は、その後も映画「E・T」や「未知との遭遇」が公開されると、宇宙人がいることを知っていて、人類がパニックを起こさないよう、「宇宙人は平和的である」との教育・イメージ作りのための制作に関わったとされたり、ケネディ暗殺もケネディがグレイの存在を公表しようとしたため、この組織によって行われたと言われたりしました。

注目していただきたいのは、MJ-12の秘密文書を否定している記事と同じ日に、日航貨物機の寺内機長がアラスカ上空で遭遇した二つのUFOは木星などの星を誤認したものと断定しているところです。

果たして、寺内機長が見たものは、木星だったのかです。木星だったとしても、それが逆噴射して、ジャンボ機を抜き去ってしまうように見えてしまうことはあるのでしょうか。これらも何かの策略によって情報がコントロールされていると考えてしまいます。

米国のトランプ大統領は5月1日、ホワイトハウスで行った演説で、宇宙空間での戦闘を担う「宇宙軍」を創設したい意向を改めて表明しました。主な任務は、監視衛星の運用や大陸間弾道ミサイルの早期警戒・迎撃というミサイル防衛、衛星攻撃兵器による人工衛星の破壊であるとされていますが、何か別の意図に利用することも可能だと思います。

ヒラリー・クリントンが大統領選でUFO情報の開示を掲げたり、1985年ジュネーブで開かれた米・レーガン大統領とソ連・ゴルバチョフ書記長の首脳会談は、SDI(宇宙防衛戦略構想)いわゆる「スターウォーズ構想」について5年にわたって秘密会談が行われました。 → http://ufonosato.com/blog/?p=1322

このようなことを総合的に考えると、私は、別の惑星の宇宙人に関してアメリカは何かを隠していると思うのです。

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